間狂言の装束
4半世紀前から始めたこのHPは、古典芸能を好きになってほしいと写真を多くのせて、その場面の説明を加えた。外国人のためにと英文の説明もとりいれた。
初期の頃のHP を見ると、会津鶴ヶ城特設舞台での薪能は毎回,3,4百人の観客数があった。それは会津祭りの目玉行事である歴代藩侯行列の解散式で集まった観客が、その後の薪能を見たからであった。「夜空に浮かび上がる鶴ガ城を背景とした薪能の舞台はカメラマンには見逃せない」と、ある観光客の感想が忘れられない。
私が印象深かったのは初出演の「小袖曽我」と「小鍛冶」である。小鍛冶では、中入りの「ワキの装束着替えが長びくので、間狂言の口調で後場のあらすじを解説して」と、狂言独特の話し方を示す記号付原稿を、役員から渡され、私は司会者として、狂言口調で原稿を読み上げたのである。
会津では、いつの時代か、本物の間狂言を演じていたのだろう。その証拠に虫干し時には「狂言用の装束」も虫干しされている。
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